歯列矯正歯科の探し方 その2

カウンセリングを受けるクリニックを選ぶ

多くの歯列矯正歯科は無料カウンセリングをやっている。ネットであれこれ調べるにも限界があるので、実際に一度行ってみることにした。コミュ障の自分にとっては、色んな歯科クリニックをまわって選ぶというのは気が引ける。一発で決める覚悟だ。

  1. 自宅から通いやすい場所。ドアトゥドアで1時間以内。
  2. 表側矯正でデイモンシステムを採用している。
  3. 比較的新しい設備を持ったクリニックで内装が綺麗。
  4. 開業してから10年以上。
  5. 歯列矯正を専門でやっている。
  6. 日本矯正歯科学会認定医の資格を持っている。
  7. 総額費用を提示している。
  8. ネットでカウンセリング予約ができる。

こんな条件で探してみた。普通の人は時間的な制限もあるので、ここに土日に営業しているか、予約が取りやすいかなどの条件も入ってくると思う。

 

ネットで予約ができることはコミュ障で電話が苦手な自分にとっては、最初にカウンセリングを受ける上で重要になった。。。

カウンセリングに行く

勇気を振り絞って予約を取る。神保町のKクリニックだ。どきどきしながら、クリニックに向かうと、割とこじんまりとした院内であったが、アットホーム感がなかなか良さそうだ。

問診票を書き、院長先生が診てくれて色々と説明してくれた。裏側矯正もやっているようで、ついでに聞いてみたところ、表側矯正と期間は変わらない事実を知る。。。

どうやら最近の裏側矯正は技術が進んでいるらしく、裏側に装置を付けることで唾液が出やすくなるため、虫歯にもなりにくいらしい。

ただし、金額は倍くらいになる。デメリットは費用面と、下側も裏側矯正にした場合、舌が当たって話しにくくなるくらいだろうか。

期間が変わらないのなら裏側矯正にしようと一気に気持ちが傾いた。ただ、表側矯正を前提に選んだクリニックだったので、もう少し裏側矯正について調べてみたくなった。精密検査を受けるか迫られたが、また後日ということで去る。断るのが苦手な自分としては、危ないところだった。

ついでに気になっていた医療費控除について聞いたのだが、院長先生に聞いてしまったため少し不機嫌な感じになってしまった。。。どうやらこういったクリニックの場合、先生とコーディネーター的なスタッフと二人体制になるのが一般的で、先生には矯正についての専門的な話、コーディネーターには料金や基本的な矯正についての話を聞く、という流れになるようで、今後気をつけようと思った。

なんにしても、アットホーム感があって雰囲気も良かったので悪くない気がした。先生も聞いた質問に関して何でも答えてくれた。

気になる裏側矯正

表側矯正と期間が変わらない事実を知って、裏側矯正について調べてみることにした。裏側矯正の装置にもたくさん種類があるようだ。

  1. STb(エスティービー)
  2. HARMONY(ハーモニー)
  3. Incognito(インコグニート)
  4. ALIAS(アリアス)

前回クリニックで勧められたのは、インコグニートといわれるものだ。ドイツで開発されたもののようで、型取りしたものをドイツに送ってフルオーダーメイドで作成されるとのこと。

矯正装置はシステム化が進んでおり、すべて機械でワイヤーまで作ってくれるらしい。これなら矯正医の能力の差はさほど出ないのかもしれない。もちろん、装置だけの問題ではなく、矯正について総合的に見て判断する必要がある。

STbとALIASについては、日本人の竹元先生が開発したもので、昔から日本の裏側矯正で使われている実績があるようだ。ALIASはSTbの進化版といった感じだと思う。

ハーモニーは、フランスで開発されたものだ。インコグニートと同じくデジタル3D装置で作成されるもので、インコグニートのフランス版といった感じだ。

装置の違い

どの裏側矯正がいいのか考えると、一番は少しでも効率的に歯が動く装置で、装着した時の違和感が少ないものだ。きっと誰もが考えることだと思う。

色々調べてみると装置の違いで数ヶ月早くなったりというのはなさそうだ。今となっては、裏側矯正はオーダーメイドでシステム化されており、言ってみれば誰でも出来るようになってしまった。そうなると安心して任せられる裏側矯正について経験が豊富な矯正医にお願いしたいと思った。

 

早く終わるのなら表側矯正と考えていたが、それは間違いだった。期間が変わらないのだったら目立たない裏側矯正に決めた。裏側矯正に向けてクリニック探しだ。

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